地震と咲夜とお嬢様方

今日も今日とて平和な幻想郷であったが、突然巨大な振動が起こる。

れ「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
フ「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
咲「お嬢様、しっかりなさって下さい」
れ「さ、さくやーー」
咲「大丈夫です、私がおりますから」
れ「(ぎゅっ)」
咲「(……はっ、こ、この右足の微かな感触は……お嬢様のお美胸(むね)!?)」
フ「まさかり、まさかり」
れ「さ、さくや?」
咲「(い、いけないいけない)大丈夫ですよ、お嬢様。
  この咲夜がいる限り、お嬢様には傷1つ付けさせませんから」
れ「さくや、かっこいー」
咲「(ああっ、お嬢様その純真なお美眼(めめ)……
  私はそれだけで魅了されてしまいそうです)」

再び、先ほどよりは多少弱いが、
それでも地震慣れしていない者を驚かすには充分な揺れが起こる。

れ「きゃーーーーーーーーーー」
フ「アハハハハハハハハハハハ」
咲「大丈夫です、お嬢様。先ほど申し上げ――」

普段は止める側の咲夜の時が止まる。れみりゃが咲夜に飛びついたのだ。

咲「(――っ。お、おおお嬢様のお美足(みあし)が)」
フ「まさかり、まさかり」
れ「(ぎゅー)」
咲「ウフフフフフフフフフフフフ」
フ「アハハハハハハハハハハ」

結局、余震はその後数回に及んだが、
その度にれみりゃが咲夜に強く抱きつく。咲夜狂喜。フランドールも狂喜乱舞。
そんな事が繰り返された。

パ「(なんで、みんな飛ばないのかしら……)」

今日も今日とて幻想郷は平和なのである。
                              (了)


あとがき
戻る